カテゴリ:手製和菓子帖



10日 11月 2015
炉開きは茶道の正月。 いつも善哉をお出ししています。 今回は、4歳の娘に利休白玉を作ってもらい、一緒に召上って頂きました。 利休白玉は、小さな子どもが作るのに最適だと思います。 白玉粉に豆腐を少しずつ入れて 耳たぶの固さになるまでね ねんどの時みたいに コロコロちっちゃなお団子を作って お湯が沸いたらお団子入れて ぷかーっと浮かんできたら...
27日 10月 2015
花梨というと、母にとっては生家の庭に育っていた木。 その大切な木は、母の平家琵琶にも使われています。 今回、許状式を迎えられるお三方の歩みを振り返ることは、そのまま母の茶道人生を振り返ることでした。 主菓子として、花梨を用いた羊羹を作りました。 固まった羊羹をひっくり返すと、まるで磨いた石板のように艶々としていました。...
28日 7月 2015
枝豆でずんだ餡を作り、水饅頭にしました。 つるんとしたのどごしと豆の甘さが娘のお気に入りでした。
03日 2月 2015
社中の森さんから自家製の干し柿を頂きましたので 細かく刻んで羊羹にしました。 干し柿そのものの上品な甘さのお蔭で 皆様にご好評頂きました。
14日 10月 2014
庭に大量の栗が落ちていましたので 栗の甘露煮を作りました。 そのままでもいいのですが 折角ですので栗蒸し羊羹に挑戦してみました。 葛粉と薄力粉を入れながら漉し餡を混ぜていくのですが 単純な工程ながら根気のいる作業でした。 皆様に満足頂いたようで一安心です。
23日 9月 2014
お彼岸で、萩が綺麗に咲きましたので お稽古にも御萩を作って皆様に召上って頂きました。 小豆の粒が萩の花が咲き乱れている様子に 似ていることから名づけられた御萩。 形も萩の花のように(小豆の形のように) 小ぶりの俵型に整えると良いようです。 同じようなお菓子で「ぼたもち」がありますが こちらは「牡丹餅」と書く通り...
25日 4月 2014
文旦の皮の砂糖漬けで味を占めてしまい 今回はせとかの皮で挑戦してみました。 元々皮の厚い文旦はそのまま薄茶に合わせられましたが せとかは同じようにはできないので 白餡とあわせて羊羹にしました。 皮が薄いとはいえ、 やはり砂糖漬けに加工するのには4日程かかります。 普段効率や時短といった言葉に囲まれていると...
19日 3月 2014
文旦を頂いたので、 皮を煮て砂糖漬けにしました。 砂糖漬けは時間がかかります。 これを作るのにも4日を要しました。 煮ては一晩休ませ、煮ては一晩休ませの繰り返し。 こうすることで渋みが和らぎ、香りと甘味が引き出されます。 自然の素材にあまり手を加えないお菓子は 薄茶と相性がいいですね。
09日 3月 2014
栗餡を大量に作りました。 これをそのまま食べられる和菓子を ということでどら焼きにしました。 随分と分厚くボリューミーになってしまったので お稽古では4つに切ってお出ししました。 素材の甘味を感じて頂けたら幸いです。
18日 11月 2013
無花果が沢山あったので、甘露煮にしておいたものを 羊羹に加工しました。 甘露煮に十分甘味があるので、白餡と砂糖の量を減らしました。 無花果のつぶつぶも感じられると、好評を頂きました。 限られた時期しか手に入らない無花果。 来年も仕入れてこれを作りたいと思います。

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