19日 3月 2014 手製和菓子帖(其の十九)―きらきら文旦― 文旦を頂いたので、 皮を煮て砂糖漬けにしました。 砂糖漬けは時間がかかります。 これを作るのにも4日を要しました。 煮ては一晩休ませ、煮ては一晩休ませの繰り返し。 こうすることで渋みが和らぎ、香りと甘味が引き出されます。 自然の素材にあまり手を加えないお菓子は 薄茶と相性がいいですね。 器は筍にしました。 「苦い」と「若い」は似ていますが ほのかな苦みは若さを連想させます。 春の味覚は心地よい苦み。出てきたばかりの若さ。 そんな青い春と共に。 tagPlaceholderカテゴリ: 手製和菓子帖, 2014年1月ー3月 コメントをお書きください コメント: 0
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