8/25_27 瓢尽くし

床 寄付 瓢尽くし

 

 

茶道で瓢箪といえば6個で六瓢。

無病息災を表す有名なモチーフです。

その為、

1つ瓢箪の意匠を発見すると

あと5個あるのではないかと探してしまう

というのは茶道を嗜む人間の「あるある」です。

 

ただ、この日は広間、小間の花入をはじめ、蓋置等々…

6個どころか、至る所に瓢箪の道具が。

 

何故というと、瓢箪を生業とされている方を

特別ゲストとしてお迎えしたのです。

 

 

「ひょうたんライト教室ココダッテ」より、代表の須田芳己先生にお越し頂き、

出張でひょうたんライトのワークショップを開いて頂きました。

 

瓢箪の歴史や、先生の瓢箪作りに対する思い等を伺った後、制作へ。

下は5歳から上は60代まで、

先生の軽妙なトークに引き込まれながら、終始楽しく作業を行いました。

 

皆さんの思い思いの作品が出来上がり、全部のひょうたんを並べて明かりを消すと

「わーっ!」という歓声が。

ライト本体は勿論、土壁、畳にそれぞれ移る光の織りなす幻想的な光景に心を奪われました。

 

出来上がった作品は、寝室の間接照明にしたり、仏様の御明かし代わりにしたり・・・

皆様、活用されていらっしゃるようです。

 

ひょうたんライトのキットはホームページからでも購入できるそうですので

ご興味のある方は是非。

 

須田先生、楽しい時間を有難うございました。

 

 

 

因みに・・・

先生からお土産に頂いた個性的な形のひょうたんは、

逆さまにして穴をくりぬき、花入れにしました。

銘は、募集中です。