床 寄付 瓢尽くし
茶道で瓢箪といえば6個で六瓢。
無病息災を表す有名なモチーフです。
その為、
1つ瓢箪の意匠を発見すると
あと5個あるのではないかと探してしまう
というのは茶道を嗜む人間の「あるある」です。
ただ、この日は広間、小間の花入をはじめ、蓋置等々…
6個どころか、至る所に瓢箪の道具が。
何故というと、瓢箪を生業とされている方を
特別ゲストとしてお迎えしたのです。
「ひょうたんライト教室ココダッテ」より、代表の須田芳己先生にお越し頂き、
出張でひょうたんライトのワークショップを開いて頂きました。
瓢箪の歴史や、先生の瓢箪作りに対する思い等を伺った後、制作へ。
下は5歳から上は60代まで、
先生の軽妙なトークに引き込まれながら、終始楽しく作業を行いました。
皆さんの思い思いの作品が出来上がり、全部のひょうたんを並べて明かりを消すと
「わーっ!」という歓声が。
ライト本体は勿論、土壁、畳にそれぞれ移る光の織りなす幻想的な光景に心を奪われました。
出来上がった作品は、寝室の間接照明にしたり、仏様の御明かし代わりにしたり・・・
皆様、活用されていらっしゃるようです。
ひょうたんライトのキットはホームページからでも購入できるそうですので
ご興味のある方は是非。
須田先生、楽しい時間を有難うございました。
因みに・・・
先生からお土産に頂いた個性的な形のひょうたんは、
逆さまにして穴をくりぬき、花入れにしました。
銘は、募集中です。
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