4/23 披露茶会~縁一 如庵席~

 

床 無涯 総持寺 信隆筆

花入 竹 友人作

香 白檀

盒 信楽 伽藍石 侊生造

釜 阿弥陀堂

水壷 曲 木地

茶入 金輪寺棗「拈」田中清人作

服紗 自作

出服紗 宗莉作

茶杓「華」田中清人作

茶盌 樂 景善教造

同 萩

同 翠孝久谷

蓋置 青竹 自作

建水 益子

茶 式部の昔 小山園詰

主菓子 稚児牡丹 宗久作

 

菓子器 根来塗 丸梅盆 菱田賢治造

 

 

 

昨年の許状式から半年。

やっと迎えた披露茶会。

準備は計画通りには進まず、本当に大丈夫かと思う中、

宗景先生、若先生のご指導を頂き当日を迎える事が出来ました。

乙亥会の皆様には御祝いを頂戴し、

準備から片付けまでのお手伝いもして頂き、

重ね重ね御礼申し上げます。

 

かわい屋さんご紹介の会席弁当を頂きながら、

社中皆様から温かいお言葉を頂戴し、

社中一同のパワーに、乙亥会の盤石な態勢を感じました。
 

午後からは如庵、観音、広間の同時進行です。

私は如庵を担当し、お客様をお迎えしました。

小間に相応しく取り揃えたつもりでしたが、

如何だったでしょうか。

 

主菓子は宗久様の手作りで嬉しい限りです。

虹窓の一日も堪能でき、至福の時間となりました。

皆様も如庵を楽しんで頂けましたか?
 

今回 、宗朋様、宗容様とご一緒させて頂き、特に宗容様の段取りの良さにはビックリ。

事がスムーズに進行でき、本当に良かったです。

宗景先生を囲んで、四十年来の縁が一つになり、素晴らしい一日となりました。

 

宗景先生 、若先生、乙亥会の皆々様 、益々精進して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いし申し上げます。


坂越えて 若葉の先に 如庵待つ

新緑の 長き細道 越えぬれば 香が誘いぬ  小高庵へと

                                                                                拈華庵 渋谷宗孝