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床 〇

花 吾妻絞/加茂本阿弥

花入 瓢箪 肥後水俣ひょうたんの里

香盒 贔屓

 

〇(円相)は

 

森羅万象、宇宙全体の姿を最も簡略に描いた形

完全無欠

悟の境地

円満

仏の心

・・・

 

いくらでも解釈が可能であり、

それは受け取り手に委ねられています。

 

それを描くとなれば猶更

どのような心で臨んだのかによって

大きく形の見え方は変わってくるでしょう。

 

 

作品を描かれた谷さんは、輪、和を思われたそうです。

とても柔らかくて優しい円は、谷さんの人柄が滲み出ていますね。

個人的には、昨年、谷さんのところにお生まれになった初孫さんのお顔に見えました。