床 真味只是淡
花 秋明菊
花入 砧 備前
香盒 琵琶
水壷 九谷 竹に双鳥
茶入 高取尻張 織部緞子
茶盌 名月重ね
上 沼津焼 香具山の土にて
下 其中釡 河村又次郎
替 竹心
茶杓 不死の山
菓子 蓬莱の玉
器 河村又次郎
寄付 飛青磁
「かぐや姫の名月を前に」
という趣向で設えました。
竹取物語は日本最古の物語として知られています。
作者は不詳で紀貫之説が有力とされている他、これを元にしているとされるチベット族の民話への影響も研究の対象となっています。
また、最古は古事記、万葉集や源氏物語に今昔物語、その他平安時代以降に作られた実に多くの作品が竹取物語を引用していたり、影響を受けています。
SFの中に政治風刺が込められていたり、
様々な言葉の起源と思われる言葉が隠れていたり
研究すればするほど奥が深そうな物語ですね。
茶入と茶盌は親交のあった先生から譲り受けたものです。
関東では残念ながら30日は台風でしたが
名月に先生を想いながら使わせて頂きました。
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